筑波大学の授業
院長の杉原桂です。
今日の午前中は、筑波大学の医学部2年生に授業をしにいってきました。
筑波と聞くと、皆さんは何を想像しますか?
ぼくは1985年のつくばEXPOにいったことがあるんです。友人たちと。連結バスとか、UFOみたいなキャラクターとか・・・
あとは、高校時代、水球部の夏休みの合宿で、大学生の寮に泊まりながら、筑波大学のプールでひたすら練習した日々とか・・・・
東京都の選抜メンバーによる水球合宿も筑波大学でおこなわれたのでした。城北高校のおそろしいU先輩が、めしは3杯食え!と命じるため、
食べてみたら、食べられるんですね。
それから家に帰っても、2杯3杯食べるのが当たり前になってしまった体験も思い出してしまいました。
さて、僕が筑波大学の医学部学生に教えてきた内容はレジリエンスというもので、折れない心の作り方です。
もともとは久世さんという人の著書を読んで感動し、御本人の研修をうけて、授業を医療用に作り直し、許可をいただいて大学授業にしたという経緯があります。
小児科医とはなんの関係もなさそうですが、じつは 予防という視点では同じなんです。
いまの人たちは、というと年寄のお小言になってしまいますが
学生時代、大切にされているがあまりに、世間にでたときとのギャップが大きくて、耐性がついていないようにみえます。
将来の医療者が、心折れて、早くに病院を辞めてしまったり、傷つくのを防いでもらいたいからなんです。
いわば、こころのワクチン。
乳幼児たちにもワクチンを接種しますが、大学生の医療者にもこころのワクチンを打ってます。