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理念

お茶の水へ、ただいま!「理想の医療」を追い求める、私たちユアクリニックの物語

みなさん、こんにちは。「ユアクリニックお茶の水」院長の杉原桂です。

この度、私たちは約5年間の月日を経て、再びここお茶の水の地に戻ってまいりました。 当クリニックは2015年に一度この場所で産声をあげ、その後、小児科部門は秋葉原へと拠点を移して診療を続けてきました。そして2025年、こうしてまたお茶の水で皆さんをお迎えできることを、心から嬉しく思っています。

まるで、長い旅から懐かしい我が家へ帰ってきたような、そんな温かい気持ちでいっぱいです。

今日は少し昔話にお付き合いいただけますでしょうか。なぜ私たちがこのクリニックを作ろうと思ったのか、その「始まりの物語」をお話ししたいと思います。

理想と現実のギャップに悩んだ日々

実は、このクリニックの構想は、私を含めた4人の理事たち(杉原医師・國廣医師・山浦理事・橋本理事)の、ある種の「反省会」から始まりました。私たちは元々、昭和大学で医学生たちにコミュニケーション授業、つまり「患者さんとどう心を通わせるか」を教える立場にありました。

授業では、学生たちに熱心に語ります。「患者さんの不安に寄り添うことが大切だ」「信頼関係を築くには傾聴が欠かせない」と。

でも、ふと自分たちの足元を見てみると、どうでしょう。当時勤めていた医療現場で、私たちが教えているような理想的な医療が実践できているかというと……正直、自信を持って「YES」とは言えませんでした。

「walk your talk(ウォーク・ユア・トーク)」という言葉をご存知でしょうか。「言っていることと、やっていることを一致させる(言行一致)」という意味です。 当時の私たちは、まさにこれができていませんでした。口では立派なことを言いながら、実際には忙しさに追われ、理想とは程遠い現実に不満や怒りを溜め込んでいたのです。

例えるなら、子どもに「ゲームばかりしてないで勉強しなさい!」と叱りながら、自分はずっとスマホをいじっている親のようなものでしょうか(苦笑)。そんな自分たちの姿に気づき、愕然としました。

理想の実現へ。「自分で作るしかない」という決意

最初は、そんな現状を周りの環境や制度のせいにしていました。「病院のシステムが悪い」「時間がないから無理だ」と。 しかし、ある時、そんな風に文句ばかり言っている自分が、まるで駄々をこねている幼い子どものように思えた瞬間があったのです。

「そんなに不満があるなら、誰かのせいにしてないで、自分で理想の場所を作ればいいじゃないか」

そんな内なる声が聞こえた気がしました。その瞬間、自分の中で何かがパチンと弾けました。ずっと抱えていたモヤモヤとした気持ちが、今度は「やってやるぞ!」という熱い情熱に変わり、まるで温泉を掘り当てた時のように、身体の底からエネルギーが湧き上がってきたのです。

かけがえのない仲間たちとの出会い

映画「フィールド・オブ・ドリームス」をご存知の方もいるかもしれません。主人公がトウモロコシ畑で「If you build it, he will come.(それを造れば、彼が来る)」という不思議な声を聞き、周囲の反対を押し切って野球場を作る物語です。

私の場合は野球場ではありませんでしたが(笑)、感覚はとても似ていました。「自分たちが本当に良いと思うクリニックを作れば、きっと共感してくれる人が集まるはずだ」。根拠のない自信でしたが、不思議と迷いはありませんでした。

そして実際に動き出してみると、本当に素晴らしい仲間たちが次々と集まってきてくれたのです。同じ志を持つ医師、看護師、スタッフたち。一人では決して実現できなかった夢が、仲間を得たことで、現実の形となり始めました。

医療を通じて、私たちが人生をかけて成し遂げたいこと。それは、単に病気を治すだけでなく、患者さん一人ひとりの人生に寄り添い、健やかな毎日を支えるパートナーであり続けることです。

あなたと共に歩む、ユアクリニックの未来

私たちの理念は、開院当初から変わりません。 「かけがえのないあなたの健康をともにつくるパートナー」

お茶の水に戻ってきた新生「ユアクリニック」は、この理念をさらに深く追求していくための場所です。

子育てのこと、ご自身の健康のこと、不安なことがあれば、どんな小さなことでも構いません。どうぞ気軽にご相談ください。時には診察室で、病気とは関係のない世間話で盛り上がることもあるかもしれません。でも、そんな何気ない会話の中にこそ、信頼関係を築くヒントが隠されていると私は信じています。

理想の医療への道のりは、まだまだ途中です。時にはうまくいかないこともあるかもしれません。それでも私たちは、地域の皆さんと共に、一歩ずつ着実に歩んでいきたいと思っています。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

(院長 杉原 桂)

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