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おたふくかぜ・反復性耳下腺炎

👂 今回は「おたふくかぜ」についてお話ししましょう。

「おたふくかぜ」と聞くと、なんだか顔がパンパンに腫れてしまうイメージがありますよね。でも、この病気、実は耳の下にある「耳下腺(じかせん)」という唾液を作る大切な場所が腫れる病気なんです。

🧐 おたふくかぜと「反復性耳下腺炎」の違いって?

お子さんが耳の下が腫れたり、痛がったりすると、「もしかして、おたふくかぜ?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、耳下腺が腫れる病気には、「おたふくかぜ」の他に「反復性耳下腺炎(はんぷくせいじかせんえん)」というものもあります。

 

項目 おたふくかぜ 反復性耳下腺炎
比較的高熱が出ることが多い(38℃~39℃くらい) 熱が出ない、もしくは出ても微熱程度であることが多い
腫れ方 両方の耳の下が腫れることが多い。片方だけ腫れることもある。 片方の耳の下だけ腫れることが多い。
腫れる回数 一度かかると基本的には二度と発症しない(免疫ができるため) 何度も繰り返して腫れることがある
症状のピーク 発熱と同時に腫れが始まり、数日でピークを迎える 腫れが突然始まり、比較的早くひくことが多い

 

最初はどちらの病気か判断が難しいこともあります。もしお子さんの耳の下が腫れたり、痛がったりしたら、まずはご連絡くださいね。

🏥 おたふくかぜになったら、どうする?

残念ながら、おたふくかぜには、風邪と同じように「これ一本で治る!」という特効薬(とっこうやく)はありません。風邪も、薬で症状を和らげることはできても、根本的に治すのは自分の体の力ですよね。おたふくかぜも、自分の体の免疫力(めんえきりょく)でウイルスと戦い、回復していくのを助けてあげることが大切です。

🏠 お家で気をつけてあげること

お子さんがおたふくかぜと診断されたら、お家で以下のことに気をつけてあげましょう。

  • 食事

    熱がある時や、のどが痛い時は、食欲が落ちたり、食べにくいことがあります。そんな時は、食べやすいものを工夫してあげましょう。例えば、プリンやゼリー、おかゆなど、やわらかくてのど越しの良いものがおすすめです。水分補給はとっても大切なので、こまめに麦茶やイオン飲料などを飲ませてあげてくださいね。

  • 入浴

    熱が高くてぐったりしている時は、お風呂は避けてあげましょう。でも、熱が落ち着いて元気があるようでしたら、さっとシャワーを浴びるくらいなら大丈夫です。ただし、湯冷めしないように、お風呂上りはすぐに体を拭いて、温かくしてあげてください。

  • 難聴(なんちょう)

    おたふくかぜの合併症(がっぺいしょう)として、稀に「難聴」が起こることがあります。難聴とは、耳が聞こえにくくなることです。おたふくかぜにかかってから2週間くらいは、耳の聞こえ方に変化がないか、特に注意してあげてください。

    • 耳の聞こえ方をみてあげる方法

      1. 指こすり法: お子さんの耳の近くで指をこすり合わせて音を出し、音が聞こえたほうの手を上げてもらいましょう。指の動きを真似てしまう場合には、背中側からためしてみてください。

      2. その他: 時計の音など、普段聞こえるはずの音が聞こえているか、確認してあげましょう。

      小さなお子さんの場合は、見えないところで音の出るおもちゃを鳴らして、お子さんの反応を見てあげると良いでしょう。

🏫 幼稚園・保育所・学校に行くのはいつから?

おたふくかぜの場合、熱が下がってから5日経ち、さらに耳の下の腫れがひいて食欲もいつも通りに戻って元気になっていれば、登園・登校しても大丈夫です。症状が落ち着いていても、登園・登校する前に一度、かかりつけ医に相談して最終的な判断を仰ぐのが安心です。

🩺 こんな時はもう一度受診を!

おたふくかぜの症状が治まりかけていても、以下のような症状が見られたら、すぐにかかりつけ医に連絡して、もう一度受診してください。

  • 5日以上高熱が続くとき

  • 頭痛が強く、何度も吐くとき

  • 1週間たっても腫れがひかないとき

  • 耳の下の腫れが赤くなってきたとき

  • お腹や股(また)のあたりを痛がるとき(特に男の子の場合、精巣炎(せいそうえん)の可能性も考えられます)

👨‍⚕️ 最後に

おたふくかぜは、予防接種で防ぐことができる病気です。当院では、お子さんが安心してワクチン接種を受けられるよう、様々な工夫をしています。

お子さんの健康を守るためにも、予防接種についてご不明な点がありましたら、いつでもユアクリニックお茶の水にご相談ください。お子さんの健やかな成長を全力でサポートいたします。


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