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月経に伴う諸症状

女性の皆さん、毎月のことだからと我慢していませんか? 生理のお悩み、もう一人で抱え込まないで!

月経随伴症状って、どんな症状のこと?

月経随伴症状とは、月経周期に関連して起こる様々な不調のことです。具体的には、

  • 月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndrome):月経が始まる1週間くらい前から、イライラしたり、憂鬱になったり、胸が張ったり、頭痛がしたりする症状です。

  • 月経困難症:月経中に下腹部が痛くなったり、腰が痛くなったりする症状です。ひどい場合には、吐き気やめまい、頭痛、倦怠感などを伴うこともあります。

これらの症状は、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

どれくらいの人が悩んでいるの?

令和2年(2020年)の調査によると、無月経や月経不順、月経困難症などを含む月経随伴症状で受診した患者さんは、なんと約15万人もいらっしゃいます。特に20代の方に多く見られ、月経関連の症状で一度受診しても繰り返し起こることが多く、月経に伴う不調を我慢して生活の質(QOL:Quality of Life)が低下している方は少なくありません。

「血の道症(ちのみちしょう)」ってご存じですか?

月経に伴う不調や、更年期(閉経前後のデリケートな時期)に起こる心の不調は、昔から「血の道症」と呼ばれてきました。なんだか難しそうな言葉ですよね。

これは、女性特有の生理現象(月経、妊娠、出産、そして更年期など)に伴って、気持ちが不安定になったり、体に不調が出たりする、様々な症状の総称なんです。昔の人は、ホルモンバランスの乱れを、血の流れの異常として捉えていたのかもしれませんね。

漢方薬が、昔から女性の味方だったって本当?

月経不順(生理の周期が乱れること)には、血の異常(例えば、血虚(けっきょ)といって血が足りない状態や、血瘀(おけつ)といって血の流れが悪くなっている状態)や、体の中の水のバランスが乱れていることが関係していると考えられてきました。そこで、血を補ったり、血の流れを良くしたりする漢方薬が古くから使われてきたんです。

また、月経困難症(生理の時のつらい痛み)には、血の巡りを良くして、痛みを和らげるような漢方薬が用いられてきました。

 

当帰芍薬散

加味逍遙散

桂枝茯苓丸

桃核承気湯

 

 


[参考文献]

  1. 厚生労働省. 令和2年患者調査. https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/20/index.html 

  2. 厚生労働省. 「生理の貧困」が女性の心身の健康に及ぼす影響に関する調査[集計結果. 2022. p.10.

  3. 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編著・監修. 産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編. 2023. p.208.

  4. 厚生労働省医薬局長. 一般用漢方製剤承認基準の制定について. 平成20年9月30日. 薬食審査発第0930001号.


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