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肛門のスキンタグ

保護者の方からよくご相談いただく、お子さんのおしりのトラブルについてお話ししたいと思います。特に「いぼ痔(じ)」ではないかと心配して来院されるケースで、実はほとんどが「いぼ痔」ではない、という「肛門(こうもん)のスキンタグ」についてです。

肛門のスキンタグってなあに?

「いぼ痔」という言葉を聞くと、大人の方がなる病気というイメージがあるかもしれませんが、お子さんのおしりにできる「いぼ」のようなものは、ほとんどの場合「いぼ痔」ではありません。これは「肛門のスキンタグ」と呼ばれるものです。

スキンタグというのは、肛門の周りの皮膚が少し盛り上がって、小さなタグ(札)のようになっている状態を指します。うんちをする時に、この部分が切れて炎症を起こしやすく、その度にさらに盛り上がりが強くなることがあります。

どんな時にスキンタグを疑うの?

お子さんに次のような症状が見られたら、肛門のスキンタグかもしれません。

  1. 女の子の赤ちゃんに多い:性別によってできやすい・できにくいがあると言われています。

  2. 肛門のシワの一部がひだのように盛り上がっている:おしりをそっと見てみると、皮膚が少し膨らんでいるのがわかることがあります。

  3. 時計の12時の方向、つまり正面のほうにできることが多い:時計の文字盤を想像して、12時の位置にスキンタグがあることが多いとされています。

  4. 今まで、うんちが硬くて肛門が切れたことがある:硬い便が出た時に、おしりが切れて出血したり、痛がったりした経験がある場合に、スキンタグが大きくなることがあります。

治るの?手術は必要?

ご安心ください。肛門のスキンタグは、ほとんどの場合、外科的な手術は必要ありません。数日で治るというものではありませんが、うんちが硬くておしりが切れることを繰り返さなければ、だんだん小さくなって、気にならなくなることが多いです。

ご家庭でできること

お子さんのスキンタグを悪化させないために、ご家庭でできることがあります。

  1. まず、便秘にならないように心がけましょう:うんちが硬くなると、おしりが切れやすくなります。水分をしっかり摂らせたり、食物繊維の多い食事を心がけたりして、うんちが柔らかくなるように工夫しましょう。

  2. うんちが硬いときは、出やすいように肛門に軟膏(なんこう)を塗ってあげるとよいでしょう:うんちが出る時に痛がったり、出血したりするのを和らげるために、市販の保湿剤や病院で処方された軟膏を薄く塗ってあげると、うんちがスムーズに出やすくなります。

  3. 硬いうんちが出たあとは、ぬるま湯でおしりを洗ってあげてください:清潔を保ち、炎症がひどくならないように、優しく洗ってあげることが大切です。ゴシゴシ擦らず、シャワーなどで流すようにしましょう。

もし、お子さんのおしりのことで気になることがありましたら、一人で抱え込まずに、ユアクリニックお茶の水へお気軽にご相談ください。私、杉原は、ベビーヘルメットの専門家であるだけでなく、小児アレルギーや小児漢方にも精通しており、お子さんの症状に合わせた最適なアドバイスをさせていただきます。

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