水いぼ(伝染性軟属腫)
水いぼは、医学的には「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」と呼ばれる、ウイルス性の皮膚の病気です。お子さんによく見られますね。
丸くて光沢があり、中央が少しへこんだつぶつぶした形をしています。色は肌色から白っぽいことが多いです。このいぼの中にはウイルスがたくさん含まれていて、それが触れたり、ひっかいたりすることで周りに広がったり、他のお子さんにうつったりすることがあります。基本的には痛みやかゆみはありません。
治療法はいくつかあります
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塗り薬(いぼの治療薬):さまざまな塗り薬が試されていますが、水いぼを確実に治せる特効薬は残念ながらまだありません。
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摘除(つまんで取る):専用のピンセットで水いぼを一つひとつ摘まみ取り、消毒する方法です。これは少し痛みを伴うことがありますし、全て取ったつもりでも、また新しい水いぼが出てくることもあります。
3.自然治癒を待つ:特別な治療をしなくても、お子さん自身の免疫がウイルスと戦って、半年から1年くらいで自然に治ることも多いです。
★古今東西のいろいろな治療をあつめて分析してみた記事も御覧ください
こんな時はもう一度診察を
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水いぼをひっかいてしまい、そこから細菌が入って化膿してしまった場合。
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水いぼの周りの皮膚が湿疹のようになって、強いかゆみが出ている場合。
このような症状が見られる場合は、他の皮膚の病気と区別するためにも、再度診察を受けることをお勧めします。
水いぼとプールの関係
プールの水が原因で水いぼがうつるわけではありません。しかし、水いぼのあるお子さんの裸の体に直接触れたり、浮き輪やビート板、タオルなどを共有したりすることで、間接的にうつる可能性があります。水いぼがあるからといって、プールや水遊びを完全に禁止したり、登園を停止したりする必要は通常ありませんが、お友達への感染を防ぐために、水いぼの部分に絆創膏を貼るなどの配慮をすると良いでしょう。
お子さんの水いぼについてご心配なことがあれば、いつでもご相談ください。
