座薬の上手な使い方
座薬の特徴と正しい使い方についてお話しします。
座薬の特徴
座薬は、お薬をうまく飲めない時や、吐き気がある時などに非常に便利です。ただ、嫌がるお子さんや下痢をしている時には使いにくいことがあります。
座薬は冷蔵庫で長く保存することができます。
座薬のいろいろ
熱を下げる解熱剤(げねつざい)の座薬の他にも、吐き気を抑える吐き気止めや、ひきつけ(けいれん)を予防するお薬など、座薬にはさまざまな種類があります。
- 解熱剤グループ
- アセトアミノフェン(一般名)
- アルピニー座薬
- アンヒバ座薬
- カロナール座薬
- アセトアミノフェン(一般名)
- 吐き気止めグループ
- ドンペリドン(一般名)=ナウゼリン座薬
- けいれん止めグループ ただし、熱性けいれんガイドライン2023では、けいれん止め座薬のルーチン使用についてブレーキをかけています。
- フェノバルビタール(一般名)
- ルピアール
- ワコビタール
- ジアゼパム(一般名)
- ダイアップ
- 抱水クロラール(一般名)
- エスクレ
- フェノバルビタール(一般名)
- 便秘治療グループ
- ビサコジル(一般名)
- テレミンソフト
- 炭酸水素ナトリウム(一般名)
- 新レシカルボン
- グリセリン(一般名)
- グリセリン
- ビサコジル(一般名)
- 痔疾患用
- 大腸菌死菌・ヒドロコルチゾン(一般名)
- 強力ポステリザン
- ヒドロコルチゾン・フラジオマイシン(一般名)
- プロクトセディル
- トリベノシド・リドカイン(一般名)
- ボラザG
- 大腸菌死菌・ヒドロコルチゾン(一般名)
間違って使わないよう、使う前には必ず座薬の名前を確認しましょう。
注意点 大人の座薬を子どもに使うことはできません。お子さんにはお子さん用の座薬を使いましょう。
座薬の使い方
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保管方法: 座薬は冷蔵庫で保存しておきましょう。
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カットする場合: 座薬を半分などにカットする必要がある場合は、中身が飛び出さないように、カバーごとハサミで切りましょう。斜めにスライスすると、おしりの穴にもいれやすいです。
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入れる体勢: 赤ちゃんには、おむつを替える時と同じような体勢で入れてあげると良いでしょう。
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滑りやすくする: 手で温めて座薬の表面を少し溶かしたり、お尻の穴(肛門)や座薬の先にオリーブ油やベビーオイルなどを少量塗ると、スムーズに入りやすくなります。
ひきつけ予防の座薬と解熱の座薬を両方使う場合 ひきつけ予防の座薬を先に入れ、30分以上経ってから解熱剤の座薬を入れてください。これは、ひきつけ予防の薬が先に効くようにするためです。
座薬を入れた後で便が出たとき
座薬を入れてすぐに便と一緒に座薬が出てきてしまった場合は、もう一度同じ座薬を入れても大丈夫です。ただし、入れてから30分以上経っていれば、ほとんど吸収(体の中に薬の成分が取り込まれること)されているので、追加で入れる必要はありません。しばらく様子を見てから判断しましょう。
