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エピペン注射からネフィ点鼻へと時代はめぐる

[2026.02.17]

こんにちは!ユアクリニックお茶の水、院長の杉原です。

今日は、アレルギーを持つお子さんやご家族にとって、まさに「歴史が動いた」と言っても過言ではない、驚きのニュースをお届けします。

想像してみてください。もし、命に関わるような激しいアレルギー反応「アナフィラキシー」が起きたとき、震える手で太ももに注射を打つのではなく、シュッと鼻にスプレーするだけで済むとしたら……?

そんな魔法のようなお話が、ついに現実になりました。

アレルギー治療の新たな選択肢:点鼻薬エピネフリン「ネフィ」

これまで、重いアレルギーがある方の「お守り」といえば、エピペン(筋肉注射)一択でしたよね。でも、いざという時に自分や我が子の太ももに針を刺すのは、大人だって勇気がいります。「失敗したらどうしよう」「痛そうでかわいそう」……その一瞬の迷いが、命取りになることもある。

そこに登場したのが、点鼻薬タイプのエピネフリン「neffy(ネフィ)」です。

最新の研究結果(2026年2月発表)によると、この点鼻薬、なんと従来の注射と同じか、それ以上のスピードと効果で体に成分が届くことが証明されたんです。鼻の粘膜って、実は皆さんが思う以上に「栄養や薬の吸収ルート」として優秀なんですよ。

点鼻薬「ネフィ」の有効性

点鼻薬「ネフィ」は、重度のアレルギー反応であるアナフィラキシーに対する新しい治療選択肢です。

鼻詰まりがあっても大丈夫?ネフィの浸透力

「でも先生、アレルギーで鼻が詰まっていたら効かないんじゃないの?」

そう思うのが普通ですよね。僕も最初は少し心配でした。でも、今回の研究はその「一番心配なところ」をズバリ解決してくれました。

わざとアレルギー反応を起こさせて鼻をグズグズにした状態(鼻腔アレルゲン誘発試験)で実験したところ、点鼻薬は注射に負けないどころか、むしろ素早く血中に届いたんです。

正常およびアレルギー条件下(NAC)の両方において、neffyは筋肉内注射と比較してより高い、または同等の最高血中濃度を示した。

つまり、鼻が荒れていようが詰まっていようが、しっかりお薬は届く。これって、めちゃくちゃ心強いことだと思いませんか?

2回目投与は同じ鼻の穴でOK

緊急時って、誰でもパニックになりますよね。「次はどっちの足に打つんだっけ?」なんて考えている余裕はありません。

今回のデータで特に面白いのは、「2回目が必要な時は、同じ鼻の穴にシュッとするのが一番効率がいい」という結果が出たことです。右に打ったから次は左……なんて迷わなくていいんです。同じ場所でいい。このシンプルさが、現場での救命率をグッと引き上げてくれるはずです。

例えるなら、満員の駅の改札口(鼻の粘膜)を通る時、一度通ったルートの方が道筋ができていて、スイスイ進める……そんなイメージに近いかもしれませんね。

「ネフィ」処方開始!お出かけがもっと楽しくなる

実は僕、日本で発売された2月12日に、さっそくこの「ネフィ」を処方できる登録医師になりました!

これまで「注射が怖いから」とエピペンを持ち歩くのをためらっていた中高生や、修学旅行が不安だった親御さん。これからは、ポケットにこの小さなスプレーを忍ばせておくだけでいいんです。

「針を刺す」という恐怖から解放される。これ、単なる医療の進歩じゃなくて、アレルギーを持つみんなの「心の自由」への大きな一歩だと思うんです。

不安なことがあれば、いつでも「ユアクリニックお茶の水」のドアを叩いてくださいね。一緒に一番いい方法を考えましょう!

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