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「ヘルメット治療、保育園で大丈夫?」ママの不安とゆうきくんの物語

[2025.06.07]

ユアクリニックお茶の水の待合室に、少し不安そうな表情のママがいました。ママの腕の中には、生後6ヶ月のゆうきくん。ゆうきくんは、少し頭の形にゆがみがあるため、当院でベビーヘルメットを使った頭蓋骨矯正治療を始めたばかりでした。

「杉原先生、ゆうきがこのヘルメットをつけていると、保育園に預けられないんじゃないかって心配で…」

ママはそう切り出しました。ゆうきくんは、来月から保育園に入園予定。でも、ヘルメットをつけていることで、保育園の先生方に「特別なケアが必要な子」と思われてしまい、受け入れてもらえないのではないかと不安に感じていたのです。

私はママの隣に座り、ゆうきくんの頭を優しく撫でながら、ゆっくりと語りかけました。

「お気持ち、とてもよく分かりますよ。お子さんのこととなると、どんな小さなことでも心配になりますよね。でも、ご安心ください。ヘルメット治療中のゆうきくんも、他の子どもたちと同じように保育園で過ごすことができますよ。」

育ちを支える「成育基本法」という強い味方

私は、ママに「成育基本法」という法律について説明しました。

「2019年に施行された『成育基本法』という法律をご存知ですか?これは、お子さんが健やかに育つことを国全体でサポートしていこうという法律なんです。この法律の中には、『医療的ケアが必要なお子さんや、そのご家族への支援体制を充実させる』ということがしっかり盛り込まれているんですよ。そして、子どもたちの育ちを支える場所として、保育園も含まれているんです。」

「医療的ケア」というのは、例えばゆうきくんのようにヘルメットを装着していることや、アレルギーで特別な食事が必要なこと、あるいは定期的な薬の服用が必要なことなど、病気や治療のために特別な配慮が必要なことを指します。この法律があるおかげで、保育園も医療的ケアが必要な子どもたちの受け入れに対して、以前よりも理解が進んでいるんです。

杉原先生からのアドバイス!保育園とのスムーズな連携術

「とはいえ、初めてヘルメット治療のお子さんを受け入れる保育園の中には、少し戸惑ってしまう先生もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、私たちがしっかりとサポートさせていただきますからね。」

私は、ママに具体的なアドバイスをしました。

  1. まずは保育園にご相談を: 「入園を希望されている保育園に、ヘルメット治療をしていることを正直にお伝えください。そして、ヘルメットについてご説明する機会を設けてもらうと良いでしょう。」

  2. パンフレットと診断書が役立ちます: 「当院には、ベビーヘルメット治療について分かりやすく説明したパンフレットがあります。これを保育園の先生方にお渡ししたり、必要であれば私から診断書を提出することもできます。診断書には、ヘルメット治療の目的や、日常生活で特に気をつけることなどを詳しく記載しますので、先生方も安心してくださると思います。」

  3. 普段の生活と変わらないことを伝える: 「ヘルメットをつけていることで、特別に何か危険が増えるわけではないこと、そして、ゆうきくんが普段と変わらない生活を送れることを、先生方に丁寧にご説明することが大切です。ヘルメットは、お子さんの頭を優しく守りながら、正しい形に導くためのものです。お子さん自身の成長を妨げるものではありません。」

ゆうきくん、保育園で笑顔いっぱい!

ママは私の話を聞いて、少しずつ安心した表情になっていきました。

「先生、ありがとうございます!なんだか気持ちが楽になりました。さっそく保育園に相談してみます!」

後日、ママから嬉しい報告がありました。

「杉原先生!保育園の先生方にパンフレットを見ていただいて、先生からも診断書を出していただいたら、とってもスムーズに受け入れていただけました!ゆうきも毎日楽しそうに保育園に通っています!」

ゆうきくんは、ヘルメットをつけたまま元気に保育園に通い始めました。最初は少し珍しそうに見ていたお友達もいましたが、すぐにゆうきくんのヘルメットが「かっこいい帽子」のように思えるようになったそうです。保育園の先生方も、ヘルメットの取り扱いに慣れてくださり、安心してゆうきくんを見守ってくれています。ゆうきくんは、他の子どもたちと一緒に砂場で遊んだり、お昼寝をしたり、笑顔いっぱいの毎日を送っています。

ユアクリニックお茶の水は、お子さんの「育ち」を全力で応援します!

お子さんの成長には、様々なことがあります。頭の形のこと、アレルギーのこと、風邪のこと、予防接種のこと…どんなことでも、お一人で悩まずに、私たちにご相談ください。

当院の杉原院長は、ベビーヘルメット治療だけでなく、小児アレルギーや小児漢方にも力を入れています。しかし、何よりも大切にしているのは「予防」です。お子さんたちが病気にかからずに、元気に成長していくこと。そのためにも、ワクチンを安全に、そして適切な時期に受けてもらうことを強く願っています。

どんな小さなことでも、ご心配なことがあれば、いつでもユアクリニックお茶の水の扉を叩いてください。坊主頭であごひげのある私、杉原が、皆様のお話をじっくり伺い、最適なアドバイスと治療で、お子さんの健やかな成長を全力でサポートさせていただきます。

お子さんたちが笑顔で、安心して毎日を過ごせるよう、私たちと一緒に頑張りましょう!

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