生肉・生レバーを子どもに食べさせるのはやめましょう
生肉に潜む食中毒のリスクと感染経路
家畜の腸内にはさまざまな病原体が存在しており、解体や処理の過程で肉が汚染されることがあります。そのため、肉を加熱不十分な状態で食べると食中毒を引き起こす原因となります。特に、飼育管理が行われていない野生鳥獣(ジビエ)の肉は汚染の可能性が高いため、生で食べることは非常に危険です。
子どもが感染した場合の重症化リスク
子どもは大人に比べて抵抗力が弱いため、食中毒菌に感染しやすく、重症化する可能性が非常に高いのが特徴です。特に腸管出血性大腸菌による感染症では、過去に死亡例も報告されています。お子さまの健康を守るためにも、大人以上に慎重な注意が必要です。
食中毒を防ぐための調理・食事のポイント
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生肉・生レバーの摂取を避ける
肉を調理する際は、中心部まで十分に火を通し、肉汁が透き通るまでしっかりと加熱しましょう。お子さまには、ユッケや鳥刺し、生レバーなどを絶対に食べさせないようにしてください。 -
手洗いの徹底
加熱前の生肉を触った後や、調理の前後には、必ず石鹸を使用して流水でよく手を洗いましょう。 -
調理器具の使い分け
生肉の調理に使用したまな板や包丁を、そのまま生野菜などの調理に使わないでください。同じ器具を使う場合は、先に野菜を切り、肉を切った後に洗剤で入念に洗浄・消毒を行いましょう。 -
箸やトングの使い分け
焼肉やバーベキューでは、生肉を扱う箸と食べる時の箸を完全に分けましょう。生肉をつかむ際は専用のトングを使用し、焼けた肉を取り分ける際に生肉用の箸やトングが触れないよう注意してください。
妊婦の方への注意点とトキソプラズマ感染症
妊娠中の方が生肉を摂取すると、一般的な食中毒だけでなくトキソプラズマの母子感染が起こる恐れがあります。これはおなかの赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中の方は特に生肉の取り扱いに注意してください。
関連情報・出典
| お肉はよく焼いて食べよう(厚生労働省) | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049964.html |
|---|---|
| 食中毒に関する情報(厚生労働省) | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html |
| 妊娠中の感染予防(トーチの会) | https://toxo-cmv.org/for_maternity/ |
| 情報提供元 | 日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会(2026年6月更新) |
