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「鼻づまりでもフルミストは使える?」小児科医が教える鼻閉時のインフルエンザワクチン

[2025.10.16]

こんにちは!「ユアクリニックお茶の水」院長の杉原です。

お子さんの病気予防、特にインフルエンザ対策は、毎年とても大切にしています。注射ではなく鼻に「シュッ」とするだけの新しいワクチン「フルミスト」は、お子さんの負担が少ない点が魅力ですよね。

そんなフルミストについて、「うちの子、アレルギー性鼻炎で鼻が詰まりやすいんだけど、鼻づまりの時にフルミストを接種しても大丈夫?ちゃんと効くの?」というご質問をよくいただきます。

今日は、鼻づまりがあるお子さんとフルミストの接種について、杉原院長が詳しく解説します!

1.鼻づまりがあってもフルミストは使えるの?

結論から言うと、フルミストの正式な説明書(電子添文)には、鼻づまりがある場合の接種に関する具体的な規定は書かれていません。

また、鼻づまりのあるお子さんを対象としたフルミストの臨床試験は行われていないため、鼻づまりがある場合にどれくらいの効果があるのか、安全なのか、というデータは残念ながら持ち合わせていません。

2.「鼻づまり」が気になる時のポイントは?

フルミストは、鼻の中に噴霧されたワクチンが、鼻の粘膜にきちんと接触することで、免疫を作る効果を発揮します。

もし鼻が完全に詰まっていて、ワクチンが粘膜に届かなければ、期待する効果が得られない可能性があります。これは、水やりをする時に、土に水が届かないのと同じことですね。

そのため、私たち医師は、お子さんの鼻づまりの程度をよく確認し、接種の可否を慎重に判断します。

3.ユアクリニックお茶の水ではどうしているの?(杉原院長の考え)

アメリカの予防接種に関する推奨事項(米国予防接種諮問委員会:ACIP)では、「鼻づまりが認められ、ワクチンが鼻の粘膜に到達するのを妨げる可能性がある場合は、接種を延期するか、注射のワクチンを検討すべきである」と記載されています。

当院でも、この考え方を踏まえつつ、お子さんの状態をよく見て判断しています。

  • まずは「鼻をかんでみて!」:鼻づまりや鼻水が疑われる場合は、まずお子さんにしっかりと鼻をかんでもらうように促します。鼻の通りが良くなれば、フルミストが粘膜に届きやすくなるからです。

  • アレルギー性鼻炎でも諦めないで:アレルギー性鼻炎で普段から鼻詰まりがあるからといって、全てのお子さんのフルミスト接種を禁止することはありません。日頃からアレルギーのコントロールがついていて、一時的な鼻詰まりであれば、接種できる可能性があります。

  • 「ワクチンが届くか」が重要:一番大切なのは、噴霧したフルミストの成分が、きちんと鼻の粘膜に接触する状態で接種することです。医師が診察し、それが可能だと判断できれば、接種を進めることができます。

4.杉原院長からのメッセージ

鼻づまりがあると、「ちゃんと効くのかな?」と心配になる気持ちはよく分かります。フルミストは、鼻からの接種という特性上、鼻の状態が効果に影響する可能性もゼロではありません。

「うちの子、鼻づまりだけどフルミストに興味がある!」

「今、鼻炎で鼻水が出ているけど、大丈夫?」

どんな疑問や不安でも構いません。どうぞお気軽に「ユアクリニックお茶の水」にご相談ください。杉原院長が、お子さん一人ひとりの鼻の状態を丁寧に診察し、保護者の皆さんと一緒に、安心してインフルエンザシーズンを乗り切れるよう、最適な予防策を考えていきます。

お子さんの元気な笑顔が、私たちの一番の願いです!

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