え?ベビーチェアであたまの骨を骨折?
日常に潜む危険。
いっけん、危険がなさそうな日常の中に、赤ちゃんの頭蓋骨骨折という危険がひそんでいました。
オリジナルデータは
https://www.jpeds.or.jp/general/40035.html
こちらのNo.157です。
記事執筆途中ではまだ一般公開されていません。
あくまで、学会雑誌に掲載されていた情報です。
犯人は、くうきでふくらませるタイプのインフレータブルチェアです。
軽量で持ち運びがかんたん。みずにぬれても使えるため、バスチェアとしても使用可能。
今回は0歳4ヶ月のお子さん。
浴室にて。
母がシャワーをあびるあいだ、からの浴槽に、ベビーチェアをおき、赤ちゃんを座らせていました。
母がシャワーをおえて、ベビーチェアをベビーがすわったまま持ち上げました。
おろそうとした、その瞬間。
赤ちゃんがうしろにのけぞるような姿勢で、身体が背もたれがわへ。ぬれていたこともあって
つるり!
きっとやわらかいインフレータブルチェアのことですから、たわんで後ろにゆがんでしまったのでしょう。
そのまま頭から、浴室タイルへと落下。
いしきがぼうっとしたままなので救急車。
CTではあたまの骨の骨折と、急性硬膜外血腫という骨直下での出血がみとめられました。
ベビーチェアやバウンサーなど、こどもをのせたまま持ち上げることは想定されて設計しているわけではありません。
身の回りの安全。
安全なものばかりに囲まれて、我々大人も、危ないものへの注意力、察知力、想像力がゆるんできているかもしれません。
筋肉とおなじで、この察知能力はつかわないと衰えていくものです。
危険察知能力、磨いていきたいものです。
